内臓飛び散るオフ

私は“春が嫌い”な人と、恋に落ちることが多い。

 

さきほど、ものすごーく、綺麗で、可愛い若い女性と会ってきた。その興奮冷めらやぬうちに、これを書いている。

 

可愛くて、スラッとしていて顔が小さくて、肌が白くて、人目を惹く、モデルさんみたいな女の子だった。

 

会って話すのは、今日が初めて。

でも、知っていたのは多分2014、5年ぐらいから。ブログというか、ダイアリーというか、それを通じての知り合いというかなんというか。そんなんである。

 

彼女は、「ミキさんが確か初めてコメントしてくれたの、あれ確か“春が嫌い”とかそんな話で。私も春は嫌いなんですけど、なんか怖かったです(笑)」

と、言った。ああ、確かに書いたかもしれない、それが初めてのコメントだったとは覚えていなかったが、確かに春は人の心を狂わせるとか、そんなことは書いた覚えがある。

 

初めて会う人だけど、もう既にお互いの、というか主に私の(彼女はあまり最近日記を書いていない)恥部は晒してしまっている。恥部であり、汚くて暗い部分。

普通は隠す所、まして初対面の人には。 

 

しかしブログを通じて知り合ってしまった私達は、幸か不幸か、お互いに興味を持った要因がそもそも、通常なら人には隠すべきところだったのだ。というか汚いところダダ漏れなのは主に私だけやけど。

 

で、高校生の頃から(!)長年はてなで書いている、割りと硬派な彼女は、芸術家であり、とある分野の表現者であり、それもすごく素敵だなあと思っていた。

そうしていたら、たまたま偶然、今週うちの近くに来る用事があるということを知り、今日は思いきってデートを申し込んでみたという次第である。

 

とても楽しくて、そして不思議な時間だった。

だって不思議やん、こんなふうに人と人が繋がることがあるなんて。新幹線の距離に住む人間同士。年齢も立場も違う。

 

そして、私は帰り道、かなり大きな独り言を呟いていた。

「腹、割りすぎたなあ……」

二時間たらずのお喋りだったけれど、楽しくて、正直、腹を割りすぎた。割って割って、ドロドロの内臓まで見せてしまった。

 

私には少ないけれど、大切な友人も居て、そして、何でも話してきた妹がいる。

しかし、先程は、その、親友にも妹にさえも、話したことのない話をしてしまった。

 

 

mikimiyamiki.hatenablog.com

 

このブログ自体がそもそも、ほぼ表の私とは違うもので成り立っているので、秘密といえば秘密なのだけれど、さらに言うつもりもなかったことに触れてしまった。

恥ずかしいLINEのiDも教えてしまった(LINEのIDは、後々変えられないらしいので皆様におかれましては是非気を付けて頂きたい)。

 

会ったばかりなのに。彼女もまた、少しプライベートな話を打ち明けてくれた。

 

普段属する組織の人間同士が打ち解けるには、とても時間がかかったり、なかなかわかり合えないことが多いが、何気なく旅先で出会った一期一会的なひとには、何故か心を開けてしまうことがある……という意味の文章をよんだことがある。松本清張だったかな、かなりうろ覚え。

 

今日の彼女は、一期一会とも、また違う。

画面の中ではもうずっと前から繋がっていた。コミュニケーションをするでもないけれど、誰にともなく発信する言葉を、お互い目にしてきた。きっとこれからも、そうなんだろう。

 

誰にともなく?いや多分私は彼女を意識していた。これからは一層意識してしまうだろう、何せ、飛び散る内臓を見せてしまったのだから。